はじめに
私は小学生から大学生までサッカーをプレーしましたが、運良く何名かのJリーガーになった選手とも一緒にプレーをすることが出来ました。
寮や遠征などで一緒に生活している時は、特に深く考えていませんでしたが、過去を振り返ってみると様々な共通点があることに気づきました。
今回は、その点に着目し、解説したいと思います。
Jリーガーになる選手の共通点
・サッカーを好きな気持ちが強い
やはりベースにはサッカーが好きだという気持ちが強いことがあるようです。
サッカーが好きなのでただ、好きなことをやっていたらプロのなってしまったという感じかもしれません。
技術的な才能も、もちろんありますが、サッカーを好きになる才能があったということも言えると思います。
・自分の長所と短所をしっかり理解して、練習に打ち込み、必要な時は、プレースタイルを変更する柔軟性も持っている。
例)
中学までは、バリバリの点取りやだったが、足元の技術に難があったため、ポジションをディフェンスに変更し、抜群の空中戦での強さを武器にJリーガーになった。
中学までは身長が伸びずフィジカルも弱かったので、パサーだったが、フィジカルも強くなってきたのでドリブラーにプレースタイルを変更。ドリブルとパスで試合を決めるプレーができる選手になり、Jリーガーになった。
いずれのケースもしっかり自分を客観的にみれており、自分のプレースタイルを誰よりも理解し、壁にぶち当たってしまった時などはプレースタイルを柔軟に変更することも出来ます。
・いい指導者とめぐり逢っており、また、指導者との相性がいい。
上述した、プレースタイルの変更が成功した例は、優れた指導者と出会ったことが一つの要因であるケースもあります。
また、指導者との相性がよく、様々なことを引き出し、吸収していく能力に優れています。
・挫折を経験し、どうすれば他の選手に勝てるのかを常に考えて行動している。
トレセンなどで一度は挫折を味わった人が多いように思います。
挫折を経験することで、一回り、二回りも強くなる精神力を持っています。
・頭の回転が早い
普段、雑談などで話が面白く、会話をしていて頭の回転の速さを感じることが多くありました。
地頭がいいのではないでしょうか。
サッカーは攻守の切り替えが早いスポーツなのでプレーに良い影響を与えているのではと思います。
ただし、学校の勉強はあまり出来ない人が多かったです。
・試合での集中力は高いが、サッカー以外は少し抜けているところがある。
試合での集中力は抜群ですが、普段の生活は抜けているところがあります。
試合で集中力を使う分、普段の生活は、集中力を使わず、帳尻を併せているのでしょうか。
・次男が多い
小さい頃から兄の真似をしてプレーしており、近くに一歩先を行く、いい見本があったため、上達が早いのだと思います。
私と一緒にプレーした選手は、次男のサッカー選手が多いです。
・負けず嫌い
負けず嫌いの人がやはり多いです。
小さい頃から試合に負けるとよく泣いていました。
将棋の藤井聡太棋士も子供の頃は負けると大人が手を焼くぐらい泣いていたそうです。
サッカーと将棋で種目は異なりますが、輝いている人はやはり、共通点があるようです。
・いつもポジティブで、ネガティブなことをあまり言わない。
いつも明るく、一緒にいて気持ちいいぐらいです。
ネガティブなことを言わないので自然と周りに人が集まってきます。
まとめ
Jリーガーになった選手の共通点を纏めてみましたが、サッカーが好きだという気持ちがサッカーを上達させ、Jリーガーになった大きな要因だと個人的には思います。
好きなものであれば練習など苦になりません。
ブラジルの選手のように遊びの延長として捉えている選手もいました。『好きこそものの上手なれ』という言葉があるように、サッカーを好きだという気持ちはサッカーをレベルアップさせる、かなりのアドバンテージになるのではと思います。
現在、サッカーをプレーしている、育成年代の選手達に個人的に言いたいのは、サッカーを始めたときの気持ちをずっと忘れず、いつまでもサッカーを好きでいると同時に、サッカーという競技を楽しんで頂きたいと思います。
ももかつ
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