結論:他の選手に負けない武器を一つ持つこと(できればチームの戦術やスタイルにマッチした自分の長所を伸ばす)。
サッカーにおいて、他の選手に負けない武器とは?
・足がとても速い
・フィジカルが強く当たり負けしない
・ボールを奪う能力に長けている
・無尽蔵のスタミナがある
・ヘディングなら誰にも負けない
・視野が広い
・ボールのもらい方が上手い
・懐が深くキープ力がある
・キックが正確
・ワンタッチコントロールが上手い
・統率力がある
他にも沢山あると思いますが、例としてあげたものが誰にも負けない武器になりえるものです。
また、少年サッカーであれば
・誰よりもしつこくボールを追う
・誰よりも声を出し、チームを盛り上げる
でもいいと思います。
どのプレーもソツなくこなすが、個性がない。
現役の時の私です。
今思えば、監督も試合に使いづらかったと思います。
現在のユース世代の選手に個性がない選手が非常に多いとの事です。
監督は試合に使いづらいので、出場する機会が減り、試合での経験が選手を大きく成長させるこの年代の選手には大きな痛手です。
私も主力温存のため、勝利が決まった試合での出番はありましたが、競った試合での起用はほとんどありませんでした。
競った試合での起用は、やはり特徴ある(ストロングポイントのある)選手の投入が多かったと記憶しています。
技術力の全体的な底上げも重要なことだと思いますが、ぶっちゃけ、ヘディングが苦手で正確に頭に当てられないレベルの選手は高校サッカー優勝チームレベルのエントリーメンバーにもいます。
ただし、それを完全に打ち消すストロングポイントを持っていることが前提です。
さすがにプロにはいないと思いますが・・・
また、プロになって活躍した選手とも一緒にプレーをしてきましたが、やはり、誰にも負けない武器をそれぞれ持っていました。
足元の技術が素晴らしい選手だけがプロになるわけではありません。
目立たないが、縁の下の力持ちで誰よりも汗をかいてチームを助ける選手もプロになって活躍しています。
それぞれの選手が自分のストロングポイントを見つけ、磨いていき、プロになるのだと思います。
試合の状況は常に変化していき、監督は次の一手、二手先を考えてシステム変更を行ったり、選手を投入します。
仮に自分がもし監督の立場であったら、どういう選手が必要かという視点で
①自分のチームのストロングポイント・ウィークポイントはどこか?
②システムはどうなのか?
③どういった選手が求められているのか?
④どういった選手が重宝されるか?
を考えてみてください。
上記と自分の特徴が重なる部分を伸ばしていけばいいと思います。
ただし、自分が得意な事=対戦相手にとって脅威になるとは限りません。
また、自分が苦手な事を伸ばすことによって相手の脅威になるケースもあると思います。
例えば、ヘディングが苦手な身長の高い選手がヘディングを練習し、レベルアップすることで、相手の脅威となる場合もあります。
その他の注意点としては、経験則になりますが、小、中学校レベルでのフィジカルに頼った武器を持つことはあまりお勧めしないです。
高校になると、成長が止まり、成長が遅かった選手たちも追いついてくるので大きな武器にはなりません。
もちろん抜群のフィジカルを持っているのであれば、問題ありませんが、戦術面や技術面での能力の向上をお勧めします。
どの武器を強化していくかをしっかり考えて日々のトレーニングに打ち込む必要があります。
どこを伸ばせば、自分は活きるのかのか、監督、コーチ、チームメートにアドバイスをもらうのも一つです。
アドバイスを迅速に実行できる、柔軟性もいい選手になるための一つの条件だと思います。
あとは、日頃の練習から、自身の武器を常にアピールすることを忘れないでください。
誰にも負けない絶対的な武器を一つ持つことを念頭に置いて、日々のトレーニングに打ち込むことが試合に出場するための近道になると私は思います。
ももかつ
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